2024/06/07 10:07
…先日、車内からシカを見かけました。
山林から少し降りた人の住むテリトリーだったので、「おや?!こんなところに…」と印象に残りました。
今日、とある若い方の「所有する山林を開拓したい!」との願いに協力する形で「先ずは場所を特定しよう」と(所有する山がどこにあるのかもわからない状態からのスタートです)登記上の図面である公図と現地の山を見比べながら実際に山林に分け入り、場所特定の手掛かりを探しました。
たまたま先日シカを見掛けた場所から少し上がった場所です。
放置され荒れた印象のある、根こぎした杉や朽ちた枯れ松地帯を抜け、境界杭・ピンクテープ・植相の違い・廃墟・赤線…などを発見していく中で、
シカの角を拾いました。
北海道時代はよく拾っていましたが、中津川へ引っ越してきてからは初めてのゲットです。
三又四尖(さんさよんせん)のクセのない綺麗な角。ネズミに齧られた跡も無く、きっと今年落としたものかな、と想像しました。
そして可能性として、場所の近さから、先日見掛けたシカが落とした角ってこともあり得る!?なんて妄想をしてしまいました。
ゆえに、ここを開拓しようとしている若い方に、拾ったシカ角をお渡ししました。
現代の林業を取り巻く状況は、資本主義のゆがみが大きなハードルになっています。
正直、所有する山林に手を入れようとする単純なことですら、前途多難です。
ただ、その偶然に「ワンチャンあるかもな…」と感じました。
人の頭で考えられる範囲って限定的ですからね。
開拓が進めば、そこでフェスをやろう!なんて夢も描いていたり。
この種が、無事に育ちますように(祈)
(株)comorebi2年目のスタートに。
2024.06.05mori