2024/07/27 16:08

ー江戸時代より昔のこと、

民衆は娯楽を禁じられていたため、

こっそり森の中のホールに集い、楽しんだー。


そんな謂われのある場所があることを
ひょんなことで知り合った方から教えていただき、
さらにその場所へ案内してもらいました。

行ってみると、そこは現代においてフツウな裏山の人工林という印象でした。
「ホール」と呼称してますが、何か建物があるわけでもなく、
整地されて二段に分かれた平らな空間が広がっているくらい。

50~60年生くらい?に見える杉が全体的にスラリと美しく育っているようでしたが、
切り捨て間伐された木が折り重なり横たわり苔むし、
竹が入り込んでおり、良くある光景ではありました…。

当日はそんな印象だったのですが、
後日何気に撮った写真を見返してみると、
なんだかその場所がすごく美しく見えて「あれっ!?」となりました。

写真そのものは凡庸だと頭では思うのですが、心は「美しい」と感じているような…。

案内をしてくれた方は「森のホール」を復活させたいと語っておられました。
故に、もしその事に携わることができるなら、お手伝いしたい、と思いました。


江戸時代より前ってことは今から400年以上前の話です。

その当時を生きた人々が居たからこそ、今の自分たちが存在し、出会っているわけで。

そして「今」もいずれは「昔」になります…。

日々暮らしに追われてる中でも、
そんな事にフッと想いを馳せた瞬間が、
これからの行動の指針になってくような気がしました。

mori